論文。

Predator induced shell dimorphism in the acorn barnacle Chthamalus Anisopoma
Evolution, 40(2) 1986 pp.232-242

フジツボの誘導防御の話。
重要な点は2つ。形質が遺伝的か、可塑的か。それと本当にその形質が機能的かという点。
うまい実験方法で証明してあるが、canalizationがおきていない理由とかについてはまだなぞが残る。(たぶん後の論文で形質間でトレードオフがあることを証明してあると予想される。)
自分の実験デザインを考える上でかなり役に立ちそうである。