臨場感。

久しぶりにゾンビ(?)映画を見た。

28日後… (UMD Video)

人っ子一人いないロンドンとか、正常な人間のいない場面とか、戦場でのストレスによる兵士の錯乱とかかなりつぼにはまる。非現実的な中に現実味がある小粋な演出がうれしい。
ちなみにバイオハザードとかだと｢大都市はゾンビ多くてやばいから近づかない｣が不文律だったが、こっちではむしろ「資源と生き残りがいるから行かなきゃ」である。確かに普通後者になりがちだよね。
あと、意外とハッピーエンドで終わったのが印象的。まぁ続きである｢２８週後｣で再びひどいことになるのはしっていたりするのだけど・・・。
基本的にゾンビものはすきなのだがいつも考えるのが、｢なぜゾンビは共食いしないのか?」である。今回も作中で”凶暴性”と呼ばれるウィルスが蔓延していたが、ただ人が凶暴化するだけなら感染者同士で共食いしていいはずだが絶対にしない。もしかして、ウィルスが自身の遺伝子をより残すために共食いしないようにしているのだろうか、そうだったら面白いんだけど・・・。仲間の見分け方とかも気になるし。
そこまで映画を作っている人間が考えているかはわからないが一度くらい仲間割れするゾンビ映画とかも面白いと思う。もしくは２種類のゾンビと人間の三つ巴とか・・・。